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超高齢社会の医療のかたち、国のかたち

超高齢社会の医療のかたち、国のかたち

超高齢社会の
医療のかたち、国のかたち

著 者:大島伸一(国立長寿医療研究センター名誉総長)
四六判 192頁 ソフトカバー
定価 1,400円+税
ISBN 978-4-907804-31-2

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 大島伸一(おおしま しんいち)
(国立長寿医療研究センター名誉総長)
<略歴> 
1945年生まれ。1970年名古屋大学医学部卒業。
社会保険中京病院泌尿器科、副院長。
1997年名古屋大学医学部教授、2002年名古屋大学医学部附属病院長。
2004年国立長寿医療 センター総長。
2010年国立長寿医療研究センター理事長・総長。
2014年4月より国立長寿医 療研究センター名誉総長。
2009年国立大学法人名古屋大学名誉教授

 まえがきより抜粋>>>>
それまでは漠然としか考えることがなかった高齢者の医療について、さらには高齢者に関わるさまざまな問題について、私が意識的に考えるようになったのは、2004年に国立長寿医療センター(現 独立行政法人国立長寿医療研究センター)の総長として赴任してからのことです。本書は、行きつ戻りつしながら、私か折にふれて考えてきたことをまとめたものです。
(中略)
しかし、私かこれから述べようとしているのは、そのような「高齢問題」ではありません。確かに私も「いかに生きるべきか」という高齢問題を抱えてはいますが、それは私個人の問題であり、私かこの本で述べようとしているのは、主に医療を通して見た日本の高齢問題です。

    【本書の内容(もくじから)】
      第1章 アンチ・エイジングを批判する
        1.少子高齢化がもたらした人口構造の変化
        2.65歳以上は高齢者か
        3.高齢社会の不安
      第2章 旧来の医療から高齢社会の医療へ
        1.高齢者の増加により変わる医療需要
        2.高齢者医療の専門家が足りない
      第3章 地域社会や国に望まれる高齢者とのかかわり
        1.個人には収まらない高齢者の問題
        2.医療と介護の連携を模索
        3.社会保障制度は変化にどう対応するか
      第4章 高齢社会に浮き彫りにされた問題
        1.高齢社会を象徴する病気、「認知症」
        2.高齢者医療に関わる社会的問題
      第5章 対談〈超高齢社会を論じる〉
        対談1 建築と医療が出会う街づくり
         東京大学准教授(建築計画)大月敏雄氏×大島伸一

            対談2 高齢になっても働ける仕組みづくりを
             慶応大学商学部部長(労働経済学)樋口美雄氏×大島伸一
          第6章 どんな社会をめざすのか
            1.長生きを喜べる社会への構造転換
            2.未知なる高齢社会への挑戦
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